もう来年の準備が始まっています。

大月はすっかり冬です。夜はマイナス6度という寒さ。そんななかすこしづつ来年の田んぼの準備が始まります。今日は、すっかり冬ですが、遅くなってしまった「秋起こし」をやりました。米ぬか30キロをいれて、ひたすら、4本爪の備中鍬で、耕します。耕すことで、稲の株や根っこを分解しやすくしたり、土の中に冷たい空気を送り、雑草の種を抑える役割があるといいます。トラクターでやれば早いのですが、土もすっかり寒さで凍り、土は硬くなりトラクターは難しそうです。すこしづつ人力で行いました。2人で、半日かけて約150平米くらいでしょうか。まだ半分以上残っています。しかし機械を使わないと、それはそれで、土の状態が手に取るようにわかりますし、鍬で耕やして汗をかくというのはそれなりにいい時間ですね。手作業ならではの静かな時間と充実感を感じた一日となりました。来年もまたそんな時間を大切にしたいと思います。 皆さまもよいお年をお迎えください。

午後でもまだ少し凍っています。


こんなしっかりとした株と根っこが残っています。これは農林48号。ものすごくしっかりと根っこを張っていたことがわかります。その分、耕すのは大変です。w

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大月エコの里 棚田プロジェクト日記

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