棚田再生のこと

大月エコの里 管理棟から下に5分ほど歩いた場所にある棚田。小さな5枚の棚田が、ひっそりと山あいのなかにあります。

これまで長いあいだ、お米をつくっていましたが、2年前から放置されて草が生えてしまっていました。いよいよ、2017年春にお米を作らないとなると、今後の再生は難しいと聞き、地元のメンバーと都会のメンバーが一緒になって、棚田を再生することになりました。


2016・12

草も多く生えてしまった姿


これまで2年間、手を入れていなかった棚田5枚のうち、3枚を2017年春から、再生させることになりました。


2017・2・23

トラクターをいれて、春お越しと畔切り


現地の大月のメンバー3人と都心のメンバー2人が主要メンバーとなり、棚田プロジェクトのはじまりです。


2017・3・4

竹の切り出しと畔切りの続き


稲を干すための「はざがけ」にするために竹の切り出し。この時期に切る竹が一番良いとのこと。はざがけ用の竹は2m*約40本程度。


2017・3・26

種籾の準備を開始


東京の自宅でトヨサト・イセ・48号を塩水選別と温水消毒開始。


2017・4・8

2017・4・22

苗作りのための種まき


苗箱と下の棚田の苗床(約5平米)に種を蒔きました。

農林48号 3枚 イセヒカリ 3枚 トヨサト 3枚

その後、農林48号とイセヒカリが発芽しないため、4/22にまき直し。

農林48号 3枚 イセヒカリ(玄米)2枚 トヨサト1枚


2017・5・14

荒代かき


田んぼに水を入れてトラクターで荒代かきをします。


2017・5・14

畦塗り


泥を練っては畦に綺麗にペタペタと塗っていきます。一番大変だったかも?


2017・6・2

本代かき


田植えのための最後の代かきをします。米ぬかを3袋入れました。


2017・6・3

田植え


大月短大生の皆さんも一緒に。約16名ほど参加していただきました。無事に田植えができました!


2017・6・17

田植えから2週間


稲は、無事活着しています。

水面がまだ大きく見えていて綺麗です。


2017・6・24

田植えから3週間


緑が濃くなってきました。

それぞれの奥の畔そばに、大豆をまきました。


2017・7・1

田植えから4週間

稲は、ぐんと、伸びてきました。畔の草も・・・

大豆の芽がでました。


2017・7・8

田植えから5週間


畔の草刈り。田んぼのなかの草は、増えていません。


2017・7・15

田植えから6週間


水源の整備。梅雨なのに雨が降らない事態。貴重な水を確保するには、水源をきちんとメンテナンスすることが大事です。


2017・7・22

田植えから7週間

稲の成長が著しいです!もさもさになってきました。

はじめて、田んぼの中の草取りをしました!


2017・7・27/28/29

田植えから8週間

土用干し


3日間水をぬいて、土用干ししました。



2017・7・30

田植えから8週間

米ぬかまき


水を入れ、2回目の肥料として、米ぬか3袋をいれました。しばらく、出穂、花が咲くまで水は掛け流さずそのままにします。とても大事な時期です。


2017・8・7

田植えから9週目

出穂はじまる


コシヒカリ、農林48号、イセヒカリの一部が出穂、お花も咲いてきました。


2017・8・12

田植えから10週目。70日が経ちました。

出穂、コシヒカリは8割。

農林48号、イセヒカリは1割。

トヨサトは、もう少しかかるようです。